2014年1月 – JUiCANDSEA

携帯電話は90グラム

いまやスマホに取って代わられた感のある携帯電話、いわゆるガラケー(ガラパゴス携帯)。そのガラケーも最初から売れていた訳ではない。
なぜだかわからないが90gをきったあたりから急に売れだしたのである。
この90gにはいったいなんの意味があったのか。
ガラケーより確実に重いスマホ全盛期の今の時代にそれを問うことはもはやナンセンスだ。
身体とガジェットの関係がもっと明確にわかればいろいろとものをつくるときに役に立ちそう。
論理で考えるのではなく、体に聞くのが正解。

参考文献『ビジネス難問の解き方』唐津一(著)PHP新書

アクションと一見無駄で突飛もない行動

全財産を失ったカーネル=サンダース。
彼に唯一のこったのはフライドチキンの調理法だけだった。
さて、彼はどうしたか。
調理法をレンタルしようと考えた。
売れたチキン一羽につき5セントが得られるという新しいビジネスモデルである。
これがフランチャイズの始まりである。
フランチャイズなどどこにもない考えだった。
当然、最初はうまくいかなかった。
どの店もあえて彼の調理法をレンタルしようとはおもわなかった。
途方に暮れながらもサンダース夫婦はいろんな店にフライドチキンのフランチャイズを売り込みをつづける。
その年、最初のフランチャイジーとなった第一号店の店員が
たまたま来た訪問セールスにマンに必要もない紙コップを買かわされたて
そのコップの使い道に困っていた。
しかたなくその大量にある紙コップにフラシドチキンをいれて
店頭売りをしたのだがそれが好評で、噂が噂を呼び、
テーブルもない店舗でも彼のおいしいチキンが持ってかえってたべられる(テイクアウト)
というのが世間に受け、一気にフランチャイズが広まった。
テイクアウトの元祖でもある。
圧力鍋を使った秘伝の調理法、
知恵をうることしかなかったために考えたフランチャイズ、
処分に困った紙コップ、
やってみたテイクアウトセールス。
アクションとセレンディピティがこれらをつなげた。
一見不必要に思えるものを受け入れる、
アクションをつねにおこなう、
それからいろんなことは始まる。
ポイントはアクションと一見無駄な行動かもしれない。

松ぼっくりと文字

松ぼっくりのかさの大きさの違いに気づくことでアルファベットの点字はうまれた。
紙の上に立体の点でアルファベットをつくれば目の不自由な人でも何が書かれているのかを
感覚で読むことができるのではないか。
9歳で盲目になったルイ=ブライユはそう考えた。
松ぼっくりのかさの違いと文字をつなぐ発想は
文字を読みたいという個人的な強い欲求があってこそ生まれたのではないか。
ルイの目が見えていれば生まれてこなかった発明だったかもしれない。
9歳のときに不慮の事故で突然盲目になった少年の激しい絶望が
発想の背景にあったセレンディピティだとすれば、
セレンディピティを再現するには

◎ かつてはそのものの存在をしっていた
◎ 激しい絶望
◎ 絶望を越える強い欲求
◎ 前向きにいきる力
◎ きめ細かい観察
◎ 発想の飛躍
◎ 行動する

の条件やアクションプランがないと再現できない。
そういう状況にある人はたくさんいる。
そういう人にヒントをあたえてセレンディピティをつくる、
というのが本当にまさにこれから必要になってくる事なのかもしれない。
気づきを社会は仕組み化できるか。
従来の教育ではまったくそれが機能していないということは明白で
プログラムの授業を導入したのもその一貫かもしれないが
全く足りていない。

386万のチーム

日本には企業が、大企業、中小企業、個人事業主を合わせて386万社あるといわれている。
1億3千万の人が386万のチームに別れているということだ。
「法人」に該当するものが188万、「個人経営(個人事業主)」が198万と、およそ半々となっている。
企業のほとんどは中小・零細企業になるが、日本はよく中小企業が多い国だといわれて効率がよくないようにいわれるが、統計でみると事実ではない。
2017年の人口100万人当たりの中小企業数を表したグラフを見るとOECD33か国中31番目の水準で、むしろ中小零細企業はすくなく、決して非効率な国にははいっていない。
ちなみに一番中小企業が多いのはチェコで2位がスロバキア、3位がポルトガルである。
最新のデータは確認できていないが、これが大きく変わるとはおもえない。

ファクトで考えないと間違った先入観で構想をたててしまうので注意が必要だ。
景気がうまくいっていないのは非効率ではなく、別の所にあると考えた方がいいようにおもう。

平和条項をもっているのは124カ国

世界の現行憲法の中で何らかの平和条項をもっている国は124カ国にものぼるそうです。
駒澤大学教授、西 修氏によると
国際紛争を解決する手段としての戦争放棄をうたっているのでさえ
アゼルバイジャン、エクアドル、ハンガリー、イタリア、日本の5カ国にもおよぶそうです。
日本が唯一戦争放棄をうたっているわけではないということです。
(『日本国憲法を考える』西修 文春新書)
photo by: MojoBaer

操作音

重厚な一眼レフの良さは意外とシャッター音だったりする。
機種によって違うシャッター音。
キーボードもそう。
FILCOの茶軸や黒軸、赤軸、アイソレーション式パンタグラフやとその障り心地と同じくらいその音が好きだったりする。
ちなみに赤軸がいいという人が周りに多い。
さてデジタルのアプリやソフトにも音にこだわるという手はないいだろうか。
操作音のいいアプリ。ただそれだけに特化したアプリ。
内容はなんでもいい。メモアプリでも天気でも、それこそカメラアプリでも。
ライカやコンタックスとかカメラのメーカーや機種が選べてもいい。
音にものすごくお金をかけたり、時間をかけたりというのでも
結構ほしがる人もいるのではないだろうか。
サウンドデザインのまさに醍醐味。
アナログでいいなとおもったことがデジタルでなくなるのは寂しい限りではないか。

迷うと走らない

迷うと判断が鈍り、思考は停止する。
迷わせることでいろんなものにブレーキをかかり、制御をすることができる。
1970年大阪万博の際、いち早く体験したいという思いで、会場を走る人がたくさんいた。
当然、転んだり、衝突事故がおこったりして、ちょっとした問題になる。
さて、運営側は人々を走らせないようにするために何をしたか。
1)警備員を増やす
2)ゲートを広くする
3)入場制限をする

いずれも違う。
答えは入場待ちの人たちに小さな会場の案内図を配る、だった。
走りながらでは案内図は読めない。
新聞くらい大きくてもいいかもしれない。広げてみるので、非常に動きにくい。
いまだとスマホアプリを会場でダウンロードしてもらうなどの手もある。

動くと加速度センサーが働いて文字がぼけるとか、にじんでくるとか、バラバラにくずれるとか。そっと歩かないと読めない、みたいに。
UIに反するつくりをするというのも大事なUIかもしれない。

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