culture – JUiCANDSEA

映画に見る、人と人との接し方

往年の映画を見ると人と人との接し方にいくつかの違和感をおぼえるときがある。
女中への世帯主の強い当たり方や女房への対し方などなど。
サイコパスのような冷たさだ。
当時それが当たり前だったということは時代とともにサイコパスから脱却してきているということか。
完全にサイコパスでもなさそうでシーンによってはそれなりの気遣いはしていたりする。
 「逝きし世の面影」という文献はそういう意味でとても興味深い。

中世では子供は子供ではなく、小さい人として扱われていたという話しを読んだことがある。
これからさらに100年経つと人と人の関係はいまよりもっとフレンドリーになるのだろうか。

buro ボックストレー

buroボックストレーがもう手に入らない。
あのburoのロゴと箱の佇まいが気に入っていたので非常に残念でしかたがない。
方々みてまわったがやはりない。
製造をやめているのかもしれない。
buroのあのロゴがついているといい感じで締まるのにもったいない。
いいとおもったものはストックしておかないとマーケットの論理で淘汰されてしまう。

出生不報、死而不葬

生まれても届けはなく、死んでも葬式をしない。
漢字のことである。
中国の漢字字典である「康熙字典」(1716年)の収録漢字は現在47,035字にいたっている。
漢字の制作には法則がある。
その法則に従えばいつでも漢字は作れる。
その漢字を使う人が増えれば漢字として認定され、
誰も使わなくなればいつのまにか消えていく。

小田和正氏の余所見

槇原敬之氏がまだアマチュア時代に
坂本龍一氏のラジオ番組に投稿していた曲は
YMOの影響をかなり受けているというのはすぐにわかりました。
先日テレビでオフコースというか小田和正氏の影響を槇原敬之氏が受けているというのを聞いて
いったいどのあたりなんだろうとおもっていると歌詞の余所見加減だそうで、ちょっとした発見でした。
小田和正氏の書く歌詞は時々横をみているということです。
たとえばさよならの歌詞で

さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ
そのままの君だけ
うえのもうすぐ外は白い冬

の部分です。
確かにこういう表現をいれることで歌詞全体が立体的になり、
情景と情緒が交差できるかとおもいます。
プロになる人はこういうところをちゃんと見ているということを学びました。

Aesop

もと「暮しの手帖」編集長で現在「くらしのきほん」主宰の松浦弥太郎さんが以前、雑誌「PEN」で気持ちを整えるのにAesop(イソップ)のハンドクリームを使用していると語っていました。
Aesopはやや香りが強く、しかしながら安堵感があって、大阪ではグランフロントやフェスティバルゲートウエスト(2017年現在)で手に入ります。
丁寧な生き方をしている人はそうしたちょっとした所作が丁寧なんでしょう。いいところは真似していきたいとおもいます。
うまくいかないときは自分の心がととのっていない時でしょう。
そういうときは気持ちを切り替えて、
Aesopのハンドクリームを両手に塗り込みながら香りをたのしみつつ落ち着きを取り戻します。
ハーブの香りが好きな方はぜひお試しください。

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