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アクションと一見無駄で突飛もない行動

全財産を失ったカーネル=サンダース。
彼に唯一のこったのはフライドチキンの調理法だけだった。
さて、彼はどうしたか。
調理法をレンタルしようと考えた。
売れたチキン一羽につき5セントが得られるという新しいビジネスモデルである。
これがフランチャイズの始まりである。
フランチャイズなどどこにもない考えだった。
当然、最初はうまくいかなかった。
どの店もあえて彼の調理法をレンタルしようとはおもわなかった。
途方に暮れながらもサンダース夫婦はいろんな店にフライドチキンのフランチャイズを売り込みをつづける。
その年、最初のフランチャイジーとなった第一号店の店員が
たまたま来た訪問セールスにマンに必要もない紙コップを買かわされたて
そのコップの使い道に困っていた。
しかたなくその大量にある紙コップにフラシドチキンをいれて
店頭売りをしたのだがそれが好評で、噂が噂を呼び、
テーブルもない店舗でも彼のおいしいチキンが持ってかえってたべられる(テイクアウト)
というのが世間に受け、一気にフランチャイズが広まった。
テイクアウトの元祖でもある。
圧力鍋を使った秘伝の調理法、
知恵をうることしかなかったために考えたフランチャイズ、
処分に困った紙コップ、
やってみたテイクアウトセールス。
アクションとセレンディピティがこれらをつなげた。
一見不必要に思えるものを受け入れる、
アクションをつねにおこなう、
それからいろんなことは始まる。
ポイントはアクションと一見無駄な行動かもしれない。

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