生まれても届けはなく、死んでも葬式をしない。
漢字のことである。
中国の漢字字典である「康熙字典」(1716年)の収録漢字は現在47,035字にいたっている。
漢字の制作には法則がある。
その法則に従えばいつでも漢字は作れる。
その漢字を使う人が増えれば漢字として認定され、
誰も使わなくなればいつのまにか消えていく。
投稿者: duckman
コンテンツ、コミュニティ、キャラクター
コンテンツ力(りょく)がコミュニティをつくり、
コミュニティのなかで活躍することでキャラクターを得る、
という岡田斗司夫氏の解説は興味深い。
いい文章の考察
いい文章を書いている作家を色々調べていく。
結果、小川洋子さんがよく取り上げられていることがわかった。
たしかに文章は淀みなくきれいでスラスラ読める。
ひっかかりがない。
小川洋子さんはノーベル文学賞候補といわれている作家だ。
美しい文章を書くための工夫をされているのか、生まれつき美しい文章をかくかたなのかわからないが、世界が認めている作家ということである。
彼女は一気に書いているのだろうか。
一度書いてからなんども校正しているのだろうか。
どちらにしろ、読みやすく美しい文章にするなんらかの術をもっているのだろう。
彼女の作文本があればぜひ購入したい。
密かな結晶
小川洋子 著
講談社文庫
閉ざされた世界で何かを失っていく表現が好きな作者の世界観は
とても静謐できれいだ。
失うということはどこかきれいな感じがするのはなんとなく感じる。
ペロー童話集
天沢退二郎 訳
ペロー童話は民間伝承からえた物語集のうちでも最も古いものといわれている。
いまでも広く語られている
「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「シンデレラ(サンドリヨン)」を掲載している。
長靴をはいた猫について
天沢退二郎訳と池田雅之訳はいろいろと違っていて
比較しながら読んでみるとおもしろい。
たとえば冒頭のシーンの長男に相続されるものでは
天沢訳では水車、池田訳では粉挽き器、また楠山正雄訳では風車になっている。
おそらく水車、風車は水車小屋のことである。
水車小屋は不動産をさす。
つまり不動産は長男に
ロバは動産で、次男には動産を譲る。
猫は用途不明で三男にはのこりのものをということか。
しかも猫の肉は食べてのこりはマフ(両側から手を入れて暖めるグッズ)にするしかないと
三男にいわれては猫にしてもたまったものではない。
この辺りの残酷さ、サイコパスさは昔の童話の醍醐味でもある。
平和で毒の少ない時代なので、読んでいていろいろ興味をそそられる。
仙厓義梵


臨済宗古月派の禅僧で画家である、仙厓 義梵(せんがい ぎぼん)の絵は非常にかわいくてほほえましい。
○△□はとりわけ有名だが、その他のユーモラスな情景はいまでいうところのエモい。
紙袋に頭をつっこんだ猫があとずさりして袋からでようとしてうまくいかず児童が笑っているという「紙袋と猫」はいまでも見られる日常の光景である。
眺めていると心が和む。
心が和む絵画は絵画の極みである。
人間を幸せにする猫の童話集

ジョン・リチャード・スティーブンス 著
世界中から集めた、猫にまつわる童話が味わえる。
中国では猫は夜な夜な集まる邪悪な鬼たちを払ってくれているという。
ヨーロッパでは悪霊の手先とされている。
おとぎ話に頻繁に登場するのはどうも犬よりは猫の方が圧倒的に多い。
日本の猫童話はこの童話集を読むまで知らなかった。
どの話も面白いが「長靴をはいた猫」のいくつかのバージョンがあるので比較してみるとより味わい深い。
知の教室
佐藤優 著
文春文庫
ロシアの外交官だけあって、ロシアの章は内容が濃い。
En la frontera
Carlos Aguirre Grupo。 納涼にどうぞ。
los tres deseos de siempre
カルロス=アギーレの珠玉。
こういう時代にこそ、喫茶去で聴きたい。
アルゼンチン盤と日本盤のジャケットアートは女性作家パメラ=ヴィジャラーサ。