duckman – ページ 5 – JUiCANDSEA

共感性羞恥ばかりを提示

共感性羞恥(他人が恥ずかしい状況にあると、自分も同じように恥ずかしさを感じる心理状態)ばかりを提示しつづけているテレビタレントがいるが、もう本当にやめてほしい。
見てていたたまれない。

経済学や社会学、政治は本当に難しい世界なので、素人が隙間時間で学んだことくらいでは太刀打ちできない。
生半可な知識は火傷しかしない。

どうしてもわからないような疑問点だけを謙虚にたずねれば良い。
不安な点をどうしたらいいか、教えを乞えば良い。
普段の生活をしていて、生活者の視点、テレビタレントならエンタメ業の不安を解消してもらえばよい。

たとえば経済の問題について、現役の経済評論家や経済学者という経済のプロに絡んだところで、アルフレッド・マーシャルの『経済学原論』を読みこんでもいないのに、ちゃんと反論できるわけがない。
『経済学原論』をもとにしているかうまくいかないのではないかという問いから、最新の問題、たとえばMMTは財源の最適解をだすのか、AIは労働力を奪うのか、移民問題は、NVIDIAに全部もっていかれるのか、ということとが経済学の基礎への懐疑から最新の経済・社会問題まで、全部つながっている。
どれもつきつめるとかなり専門性の高い課題を抱えている。
門外漢では専門の内側の課題がみえてこない。

私の専門であるデザインやプログラムの分野でも同じだ。
当然、エンタメやバラエティの世界でも同じだ。

デザインであればヨゼフ・ミュラー=ブロックマン (Josef Müller-Brockmann) をちゃんと復習しているかということと、今時のサードウェーブデザインの次のデザインとの関係がどうなのかとか、プログラムなら3つのプログラム条件の1つ1つをそれぞれのプログラム言語のなかで理解しているかということになる。

どの分野でも、細部の失敗と成功をちゃんと経験してプロは行動している。
そういうのを飛ばして、気持ちだけで噛みつけばいいという噛みつき芸はいまのSNSの時代には絶対にうまくいかない。

SNSをしているのは素人ではない。それぞれの世界のプロだ。

自動車の営業マンなら自動車の見積もりの問題を見たらすぐにわかる。
余計なことを配信したマスコミの声などはちゃんとSNSの中にいるその世界のプロが分析していけば言葉や用語、場所、時間帯、人間関係などで誰がいったのかがだいたい調べがつく。
調べがついて公開処刑になってからでは遅い。
今回は時事通信社が自白したが、それでもやはり遅い。
オールドメディアだから仕事が遅いのか。

たとえば『経済学原論』を上記でだしたが、このことでさえ、詰めてくる人はつめてくる。
ブロックマンにしても今時、ブロックマンは云々カンヌンと屁理屈をいってくる輩もいる。

そういうあげあしをとることで生きがいを感じている人にわざわざ餌を与えてはいけない。

そういう人の活躍する場所、時間をできるだけ0にしてあげて、もっと価値のある議論をする時間に変えた方がいい。
彼らは彼らのチャンネルで黙々とひとり壁に向かってしゃべりつづけていればよい。
パブリックには必要ない。
人生は短い。
つまらない人と関わる必要はない。

伝説のビック BIC 油性 ボールペン オレンジ

ビック BIC 油性 ボールペン オレンジ 0.7mmの製造が終わった。
あのデザインが気にいっていたので非常に哀しい。
クリスタルバージョン(オレンジの透明)がいま出回っているが、これではない感がする。
3.5kmの筆記距離を実現!といわれても、そこじゃないんだ。
佇まい、なんだ。佇まい。

50本入りはまだ並行輸入で手にはいるようなので、手にいれるにはこれしかない。
手元にはもう3本くらいしかないので、つかわずに置いておこう。
町の片隅の文房具屋にいくとまだ置いてあるかもしれない。

書き味はjetstreamの方が断然いいが、本当にそういう問題ではない。

合成の誤謬

ミクロの達人を集めてマクロの話をさせても解決ができるとはおもえない。

有識者会議での有識者のミクロな意見には現場の気づきは含まれているので益はあるだろう。
現場の意見は大事だ。

ただそれはあくまでミクロからの視点なので、マクロでは重要ではなくなるかもしれない。
情報はあった方がいいので、参考にする分にはよい。
ミクロとマクロを同時に携わっている人が判断するのがよりよいだろう。

経済は物理とはどうも一致していない。
マクロ経済学でさえ統一見解がないのだから、ミクロ経済の視点を足して答えがでるわけがない。
経済物理学というのが最近よく耳にするが、数学的、統計的、いまではAIの技術をいれてどの程度精確なのかが答えがでていない。
そこが人間社会のやっかいなところだ。
グループで判断する、いわゆるグループシンクは誤った判断が多いことで知られている。

今回の高市早苗総裁の予想もマスコミはことごとく外している。
人が経済を動かしている。
ザイアンス効果(何度も会う人に好意を持つ心理現象)などは経済効果などにどれくらい係数として計算されているのか。
マスコミの場合はイズムというやっかいなバイアスがあるので、合成の誤謬やグループシンク以前の話でかもしれないし、これからはもうただただ無力であることが証明されていくだろう。

合成の誤謬はまだまだあちらこちらにあるのではないか。

風は鳳

「風」という漢字の成り立ちが興味深い。

風がどこから吹いているのかという疑念から始まって、もともとは神が起こしているという話からできた字が変形を繰り返して「鳳」になり、「鳳」から「風」が分離して、独立したのが「風」だそうだ。

ではなぜ、鳥が虫になったのかという疑問がまたでてくるが、「虫」は竜のことを表している、という説があり、竜は大きな蛇の一種なので、「蛇」が「虫へん」で考えると、「風」の中の「虫」が竜であっても、違和感はないということになる。

伝承なのでどこかでこんがらがったり、伝えミスがおこったりして辻褄が合わなくなっているのかもしれないが、風という字のなかにもこれだけの物語があるので、漢字はコンテンツの宝庫なのだと改めておもう。
ところで虫の上にある前髪のような ノ はなんなんだろうか。
鳳の ノ だけがいきのこった、ということか。

ジャガーロゴの設計思想

新しいジャガー(Jaguar)のロゴの評判がよくない。
イーロン・マスク氏はXで「Do you sell cars?」(おたくらクルマを売ってるの?)と嫌味をいっている。
新しいジャガーのロゴはモトローラのフォントに酷似しているので、高級感、特別感を毀損するのは間違いない。

新しいジャガーのロゴには格式、伝統という部分に関してはまったく感じられない。
ジャガーという車がそういった格式や伝統のない、革新のみを狙った車なら問題ないのだが、おそらくそうではないはずだ。

ロゴ制作を仕事にしている身としてはジャガーのロゴの設計思想が知りたい。
まるでなっていないのか、新境地ともいえる設計思想なのか。

月世界旅行(Le Voyage dans la Lune)

世界初の映画、「月世界旅行(Le Voyage dans la Lune)」は1902年に発表されている。
ジョルジュ・メリエスが監督・脚本・主演をこなした。

14分ほどの映画で、カラー着色版は現在アマゾンプレミアムでみることができる。

キッチュでドタバタな喜劇だから、気軽に鑑賞できる映画である。
今映画やドラマは一生かかってもみられないくらいある。
どれをみて、どれはもうみないかという選択をしないといけない時代だ。

最初の映画というだけの価値しかないかもしれない。
ただ、1902年といえば日英同盟ができた明治時代のころで、その当時の日本の写真でもみながら、この時代にこれを作って楽しんでいたフランスに思いを馳せるのなかなかおつなんじゃないかと思う。

動画コンテンツのあれこれ

gaccoがあまりしられていないようなのだが、非常に良質な学習コンテンツを無料で公開しているのでぜひぜひ利用してほしい。
登録制で、ムービーをいくつか見て、修了テストをうけて認定という形式をとっている。

https://gacco.org/

コンテンツの中での考えがどうのこうのはあるかもしれない。
基本、事実ベースの解説なので、イデオロギーがあるわけではないので、安心して学習できる。

似た学習サイトにschooというのがあるが、schooはやや実務に近く、今時のネタをとりあげている。
演出もわかりやすさをベースにしている。
新書や技術書などを書かれている方が約1時間にわたってテーマにそって講義をしている。

司会がいるので交通整理をしながらすすめていってくれる。
まずは生放送、という形式で、生放送中はチャットで質問をすることもできる。
放送後はアーカイブされる。

10ミニッツTVはgaccoのイメージに近く、これも大学の講義のような感じだ。

https://10mtv.jp/

これに近いのはクーリエ・ジャポンの動画コンテンツだろう。
こちらは動画の追加がしばらくないので、有料会員としてはやや不満に感じているが、一般教養を高める良質なコンテンツ揃いなのでぜひ更新を増やしてほしいと切に願う。

https://courrier.jp/contour/

ダイレクト出版の動画サブスクという、戦争や経済、医療、食などの裏舞台をもっと知りたいという人にはおすすめのコンテンツがあるが、やや思想が強そうな動画コンテンツなので、注意してみた方がよい。
コースごと、動画ごとに課金されている。

ずっとフランクなのは、ほぼ日の学校で、エンタメの人や焼きそば研究科のようなニッチな専門家などもでてきて、日常の中のおもしろさがみつかるかもしれない。

https://school.1101.com/

HOME
HOW TO
WORKS
THINK of
ABOUT
CONTACT