Design – JUiCANDSEA

ジャガーロゴの設計思想

新しいジャガー(Jaguar)のロゴの評判がよくない。
イーロン・マスク氏はXで「Do you sell cars?」(おたくらクルマを売ってるの?)と嫌味をいっている。
新しいジャガーのロゴはモトローラのフォントに酷似しているので、高級感、特別感を毀損するのは間違いない。

新しいジャガーのロゴには格式、伝統という部分に関してはまったく感じられない。
ジャガーという車がそういった格式や伝統のない、革新のみを狙った車なら問題ないのだが、おそらくそうではないはずだ。

ロゴ制作を仕事にしている身としてはジャガーのロゴの設計思想が知りたい。
まるでなっていないのか、新境地ともいえる設計思想なのか。

レタースペーシングの設計

今市達也氏の「レタースペーシング」はデザイナーにとっては必ず確認すべき書だ。

文字間の設計は感覚的にしてきた部分だったりするが、今市氏はもっと科学的に設計し説明している。
WEBデザインでは本文中のひらがな、カタカナ、漢字をチューニングできないが(無理やりすればできるが、アクセスが非常に遅くなる)、タイトルは画像にすることで可能である。

ちなみに「おいしい牛乳」というロゴは縦書きの場合と横書きの場合で若干変えてある。
176ページにその詳細あり。

カラーイメージスケールの観察

「カラーイメージスケール」(日本カラーデザイン研究所)という配色の本がある。
ある言葉に対してどんな配色(3色)があっているかというイメージマップをまとめた本である。
解説には1万人にインタビューをして集計したと書いてある。

初版が1990年で改訂版が2001年とある。
ざっと見ると10年間で配色がずいぶん変わっている。
詳細は省くが、2001年以降、もう20年経つが改訂版はでていない。
何も変わっていないのか、企画として割にあわないので終了したのかわはわからないが
カラーマーケティングからいうと色のマッチングでものがうれたりうれなかったりするので
令和版のカラーイメージスケールはいったいどうなっているのか
とても興味がある。
20年ぶりの改訂版を望む。

ミコノス島の絵地図

本棚にミコノス島の絵地図がある。
まだドラクマが健在だった頃に旅行で立ち寄ったギリシアで購入した。
上空から見たミコノス島の街並みはロットリングのような線画と水彩っぽい着色で表現されている。
一時期流行ったウォーリーを探せ風のタッチのようでとても心が和む。
手描きのイラストはその筆致の中に作者の息遣や迷い、思いを感じられるような気がして楽しくなる。
村上春樹の「遠い太鼓」にのってあるソマス=バー(p.165)をミコノス島で確認したのが懐しく。

http://www.skymap.gr/apps/

多崎つくると日本の販売色

村上春樹の小説、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の多崎つくるには色がない。

高校時代の仲良し五人組の名前は赤松慶、青海悦夫、白根柚木、黒埜恵里なのでいずれも色がある。
この四人の色はいわゆる日本の色であり、販売色でもある。

日本の色とは最後に『い』がつく色のことで、
赤い、青い、白い、黒い、の4色。

販売色は商品を売る際に検討すべき、売れる色をさす。

日本の歴史の途中から茶色や黄色が日本の色にはいってきたそうだ。

村上春樹氏はその日本の色を意識してこの4色を選んだのか。
ちなみに黒が日本ではメインになり、黒=陰ということ。

陰翳礼讃がまさにそうである。

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