エーゲ Posted on 2022年1月6日2022年11月22日 by duckman 立花隆の最高傑作といわれる著書。 いわゆるジャーナリスト、という枠にはおさまらない人の思惟が立花隆に見てとれる。 20年以上前、作中のアポロン神殿に訪れたが、立花隆がいうように なにも考えずにただ2時間、そこにいることが大事だというのはわかるような気がする。 彼の考えていたこと、彼にみえていたことを生前もっとアーカイブにしていたらよいのにと いつもおもっていたが、とうとう亡き人になってしまった。 ジャンルが違えど、同時代をいきた本多勝一氏も最後に総括をしてほしい人の一人である。