クラスナホルカイ・ラースロー氏がノーベル文学賞を受賞した。
京都を舞台にした2003年の小説「北は山、南は湖、西は道、東は川」(早稲田みかさん訳)は初版1500部のみらしく、現時点では手に入らない。
映画化された作品「サタンタンゴ」はアマゾンプレミアムで見ることはできるが、7時間ある。
大衆に絶対媚びない作家なのか。
カテゴリー: Art
BARBARA KRUGERのかっこよさ
久しぶりに、過去、感銘をうけた作品を見直してみた。
バーバラ・クルーガー(BARBARA KRUGER)はそのうちのもっとも衝撃を受けたアーティストのひとりである。
1990年の初頭に初めて彼女の作品をなにかの洋書で知った。
まだネットのない時代。
本屋と別に、洋書屋さんというのが都市にあった時代だ。
海外のグラフィックや写真集の最先端情報は洋書屋さんにいかないと確認できなかった優雅な時代だ。
下の作品は1989年、ワシントンで中絶の権利を守るべく行われたウィメンズ・マーチを支持するために作られたものである。

私の中ではアートはもっともっちゃりとして、田舎臭いイメージだったので、デザイン的なかっこよさ、シャープさがアートにあるというのが衝撃だった。
当時は中絶の権利を守るべく作られたものというのも知らず、ただただそのスマートさに感銘した。
アートでこれはありなんだと。
書体やレイアウトでおしゃれに見せるというのがデザイナーの本懐だとおもっていたが、アートからの学びもあるのだということをこの時初めて知った。
仙厓義梵


臨済宗古月派の禅僧で画家である、仙厓 義梵(せんがい ぎぼん)の絵は非常にかわいくてほほえましい。
○△□はとりわけ有名だが、その他のユーモラスな情景はいまでいうところのエモい。
紙袋に頭をつっこんだ猫があとずさりして袋からでようとしてうまくいかず児童が笑っているという「紙袋と猫」はいまでも見られる日常の光景である。
眺めていると心が和む。
心が和む絵画は絵画の極みである。