CONCEPT | 感性・認知・文化をつなぐ

AI・AR・映像・プログラムを横断し,
人が自然に関わりたくなる「場」と体験を設計しています。

Context – コンテクストを読む –
私たちはまず、
「なにを、どう伝えるべきか」というコンテクスト(文脈)を読み解くことから始めます。
情報は単体では意味を持ちません。
文化、身体感覚、歴史、関係性、空気感。
そうした背景の中ではじめて、情報は意味を持ち、人に届きます。
文脈の読み違いは、誤解や行き違いを生みます。
昨今のSNSやキーワード中心の情報環境では、部分だけを切り取った理解によって、
本来の意味が失われてしまうことも少なくありません。

たとえば、同じ言葉でも、置かれた状況によって意味は大きく変化します。
「人のいやがることをする」
という言葉も、文脈によってはまったく逆の意味になり得ます。
Reading – 原典へあたる –
だからこそ私たちは、
まず背景や関係性を丁寧に読み解き、情報を整理し、最適な構造へと設計していきます。
デザインやコンテンツは、単に「見せるもの」ではありません。
人の認知や感情、関係性に作用し、体験として記憶に残るものだと考えています。
AI & Culture – AIと文化理解 –
現在はAIによって、多くの情報生成が可能になりました。
しかし、文化・民俗・身体性・歴史的背景まで含めた深い理解は、
まだ人間の観察や読解に支えられている部分が大きいと感じています。
AIは膨大な知識を扱えますが、
その多くは公開情報をもとにした推測でもあります。
原典や現場に直接触れているわけではないため
時に誤読やハルシネーションを起こすこともあります。
だからこそ、
AIの可能性を活かすためにも、
人間側の「読む力」や「観察する力」がますます重要になると考えています。

読む力は単純に国語の読解力だけではありません。
ここで詳細を説明するとさらに長くなりますので割愛しますが、
いわゆる現代国語とはまた違った「シン読解力」が示す、
誰が読んでも解釈が1つ(一意)に定まる読解力、
いわゆる数学的読解がビジネスでは必要になってきます。

また分かるとは「分けること」である、という考えのもと、
情報の「整理整頓」を徹底して制作に取り組んでいます。

「観察する力」はそこにこそ発揮されるのではと考えます。

Fieldwork – 現場から考える –
たとえば宇宙科学、自然科学、生物、歴史、文学、医療、美容、教育。
それぞれの分野には、
長い研究や文化の積み重ねがあります。
「生命とはなにか」
「外傷とはどこからを指すのか」
「言葉はなぜそう語られたのか」
こうした問いを、原典や専門書、現場への取材を通して確認しながら、
制作へ落とし込んできました。

科学館や博物館、行政、教育機関など、学者や専門家、研究者と対話を重ねながら、
企画、調査、ファクトチェック、演出、シナリオ、デザイン、プログラム実装まで、一貫して行ってきた経験があります。

長年の現場で培ってきた暗黙知や感覚と、AI技術を横断的に組み合わせることで、
単なる情報生成では届かない、より本質的で精度の高い体験設計が可能になると考えています。
Think of – 思考と観察の断片 –
THINK of のコーナーでは、
コンテンツ制作における視点や考察、原典に触れた際の気づきなどを書いています。
なにかのヒントになれば幸いです。
制作や企画でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。