Think of

ヒューマンエラーにはAI

Amazon配送業者がマンションの宅配ボックスに誤った部屋番号を登録して、配達完了とされ、取り出せなくなった。
Amazon配送ではポストに伝票は投函されないようだ。

宅配ボックスの管理会社も居住者の権限では開錠を拒否するため、受取人は荷物を回収できない状態に陥る。

現時点での唯一の解決策は、マンションの管理人に事情を説明して開錠を依頼し、宛先を確認した上で受け取る方法のみである。
誤登録された部屋の住人に悪意があれば荷物を先に持ち去ることはできる。
あとで管理人経由でクレームを入れ取り返すことはできそうだが、なんて無駄な作業を増やすのか。

Amazonで発注した後、配送業者がAmazon担当となったときの絶望感はこういうところにある。
果たしてスムースに届くのか、勝手に玄関の前に置き配するのか、ポストにはみ出して入れていかないだろうか、いちいち届くまで気にしないといけない。
配送業者がAmazon担当のときだけ、そういうことがある。システムのせいにしてはいけない。
Amazon担当の担当だけがそういうことをする。

現在のAmazonのシステムには委託業者へ直接連絡する手段やこの種のミスに対する明確な苦情窓口がさえ用意されていない。
何度もぐるぐるサイトの中をいったりきたりするだけで、泳がされているのか、エンゲージメントをあげようとしているのかと腹が立ってくる仕組みである。

現行のAmazonはいまだにそういう入力エラーを防ぐ仕組みを実装しておらず、誤登録を許容したまま配達完了にできてしまう仕様で、今時は簡単に改善できるだろうとおもうがする気配もない。
費用対効果で改善する費用を無駄と踏んでいるのだろう。
アマゾン一択の通販業界ではそうなる。

宅配業者による宅配ボックスの扉の閉め忘れなどもよくみるが、これは音をけたたましく鳴らすなどで対応できないのかとおもう。

人間はミスを犯す。
必ずミスをする。
意地でもミスをする。
わざとミスをする。

それを前提にシステムやAIでいかにカバーするかが現代の集合知の役割である。
防犯カメラはそのためにあるし、まだまだ設置台数が足りていない。

AIのミスを人がカバーするという尊大な思想はもう昔話だ。
人はミスをなんとしてでもするから、システムやAIでいかにそれをカバーするかが集合知の集合知たるゆえんかとおもう。

THINK of