世界初の映画、「月世界旅行(Le Voyage dans la Lune)」は1902年に発表されている。
ジョルジュ・メリエスが監督・脚本・主演をこなした。
14分ほどの映画で、カラー着色版は現在アマゾンプレミアムでみることができる。
キッチュでドタバタな喜劇だから、気軽に鑑賞できる映画である。
今映画やドラマは一生かかってもみられないくらいある。
どれをみて、どれはもうみないかという選択をしないといけない時代だ。
最初の映画というだけの価値しかないかもしれない。
ただ、1902年といえば日英同盟ができた明治時代のころで、その当時の日本の写真でもみながら、この時代にこれを作って楽しんでいたフランスに思いを馳せるのなかなかおつなんじゃないかと思う。