実際とは違うが調べようがないこと、あえて調べないことがたくさんある。
十勝産あずきを使用と自称しているがいちいち本当に十勝産かは調べない。
サイトに資本金1,000万とかいていても、それをいちいち調べることもない。
代表の名前さえ、本当かどうかわからない。
法人検索では代表者の名前まで載っていないから検証できないし、そこまでする人もあまりいない。
それらが虚偽ではないかとおもいながらも、それで実害があるわけではないので
そこに時間をつかうのももったいない。
疑うべき常識と疑わないでいい常識を識別する選択眼は教養でやしなわれると
山口周さんが語っているがその通りだとおもう。
物理や哲学や数学や現代国語ができるというのだけが教養ではない。
教養が深いと余計な時間をつかわなくてよくなる。
虚偽、バーチャルを見極めることは普通の生活の中でリスクを減らす上でとても重要なのだが
その決め手がいろんな教養、リベラルアーツだということは意識しておく必要はある。