×

530-0005
大阪市北区中之島3−3−3
中之島三井ビルディング17階

moshimoshi : 06-6147-3251
gaagaaapiiiii : 06-6147-3252

hello@site1304.com

THINK
THINK

back

スカーレットのナラティブ
003
NHK連続テレビ小説「スカーレット」は役者の玄人芸を時々みせつけてくれる。 記憶に残っているのが、劇中、三林京子さん演じる女中業のスペシャリスト、大久保のぶ子さんが内職のお金を手渡すシーンだ。 戸田恵梨香さん演じるヒロイン・喜美子さんに、父、北村一輝さん演じる常治が急遽訪ねにきたその日に 父娘が久しぶりの再開をはたしている、その場で、内職のお金をさりげなく渡す。 喜美子さんは自分のしていた雑用が内職のお金になるとは知らなかったので、その驚きは隠せない。 父親が急に訪ねてきたという事態を大久保さんは察してなのか、たまたまのタイミングで内職のお金だといって渡したのか どちらともわからない空気感が劇中にただよう。 ナラティブ性が高い演技は視聴者を巻き込み、より物語に引き込む。 あそこで大久保さんが父娘の事情を察しているような表現をしないからこそ 見ている人は自分で目の前の物語に意味づけをし物語りを自分ごととして補完していく。 目の動き、間のおきかた、ちょっとした所作に視聴者は演技を感じ、演技だおもうほど興ざめするものである。 それがないからこそ物語りを自分ごととおもい、そういうナラティブの高い演出は視聴者をグイグイとドラマの中に引き込む。 自分だけが気づいた、と思わせるのが玄人の演出ではないか。その結果、ファンを形成することになる。   ドラマの演出論を偉そうに語るのは門外漢として憚れるが、コンテンツ制作を生業にしているものとしては こういうナラティブがあってそれを演出する細かい表現、ストーリーがあると変に嬉しくなる。
NHK連続テレビ小説「スカーレット」は役者の玄人芸を時々みせつけてくれる。
記憶に残っているのが、劇中、三林京子さん演じる女中業のスペシャリスト、大久保のぶ子さんが内職のお金を手渡すシーンだ。
戸田恵梨香さん演じるヒロイン・喜美子さんに、父、北村一輝さん演じる常治が急遽訪ねにきたその日に 父娘が久しぶりの再開をはたしている、その場で、内職のお金をさりげなく渡す。
喜美子さんは自分のしていた雑用が内職のお金になるとは知らなかったので、その驚きは隠せない。
父親が急に訪ねてきたという事態を大久保さんは察してなのか、たまたまのタイミングで内職のお金だといって渡したのか どちらともわからない空気感が劇中にただよう。
ナラティブ性が高い演技は視聴者を巻き込み、より物語に引き込む。
あそこで大久保さんが父娘の事情を察しているような表現をしないからこそ、 見ている人は自分で目の前の物語に意味づけをし物語りを自分ごととして補完していく。
目の動き、間のおきかた、ちょっとした所作に視聴者は演技を感じ、演技だおもうほど興ざめするものである。 それがないからこそ物語りを自分ごととおもい、そういうナラティブの高い演出は視聴者をグイグイとドラマの中に引き込む。
自分だけが気づいた、と思わせるのが玄人の演出ではないか。その結果、ファンを形成することになる。
ドラマの演出論を偉そうに語るのは門外漢として憚れるが、コンテンツ制作を生業にしているものとしては こういうナラティブがあってそれを演出する細かい表現、ストーリーがあると変に嬉しくなる。
THINK

back

スカーレットのナラティブ
003
NHK連続テレビ小説「スカーレット」は役者の玄人芸を時々みせつけてくれる。
記憶に残っているのが、劇中、三林京子さん演じる女中業のスペシャリスト、大久保のぶ子さんが内職のお金を手渡すシーンだ。
戸田恵梨香さん演じるヒロイン・喜美子さんに、父、北村一輝さん演じる常治が急遽訪ねにきたその日に 父娘が久しぶりの再開をはたしている、その場で、内職のお金をさりげなく渡す。
喜美子さんは自分のしていた雑用が内職のお金になるとは知らなかったので、その驚きは隠せない。 父親が急に訪ねてきたという事態を大久保さんは察してなのか、たまたまのタイミングで内職のお金だといって渡したのか どちらともわからない空気感が劇中にただよう。
ナラティブ性が高い演技は視聴者を巻き込み、より物語に引き込む。 あそこで大久保さんが父娘の事情を察しているような表現をしないからこそ、 見ている人は自分で目の前の物語に意味づけをし物語りを自分ごととして補完していく。
目の動き、間のおきかた、ちょっとした所作に視聴者は演技を感じ、演技だおもうほど興ざめするものである。
それがないからこそ物語りを自分ごととおもい、そういうナラティブの高い演出は視聴者をグイグイとドラマの中に引き込む。 自分だけが気づいた、と思わせるのが玄人の演出ではないか。その結果、ファンを形成することになる。
ドラマの演出論を偉そうに語るのは門外漢として憚れるが、コンテンツ制作を生業にしているものとしては こういうナラティブがあってそれを演出する細かい表現、ストーリーがあると変に嬉しくなる。