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エッセイは科学ではない

すぐに炎上するオールドメディアのコメンテーターは自分の発言が記録され、文章化され、各方面で分析されて論破されているという現状を理解できないのだろうか。
まったくYOUTUBEもSNSも見ないということなのだろうか。

YOUTUBEやSNSの分析などまったく力がないと見くびっているのだろうか。
その自信はオールドメディア人の年収の高さ、マスコミやテレビ業界にいるという選民意識から来ているのだろうか。

根拠も調査もない中で、自分の中でつくったストーリーを語るのなら、あくまでこれは自分の考えたストーリーです、そういう思いなのです、といえばそれはエッセイになるので誰も追求はしない。
コメンテーターの戯言として処理される。
ただし報道業という職業でそれをするのなら偏向報道になるので当然論外だ。
偏向報道を客観的事実として報道していることになる。

しかしながら、どうしてエッセイを科学だとおもいこんでいるのか、ほんとうにさっぱりわからない。
科学でないものは再現性がない。
効果測定もそれに基づいた構築もしようがない。
客観的事実であるのをご存知ないのかといいたい、だけなのか。
自己の分析は非常に客観的であるということで自己崩壊を防ごうとしているのか。

ひとりで生活してひとりで生計をたて、ひとりで将来設計をする限りにおいて、エッセイはその人にとって科学になる。
ゆえにその人に関しては再現性がある。

そうでないなら、個人の言説を社会調査の結果のように垂れ流すのは害悪でしかない。
あくまでそうおもっただけの私の妄想で私の思い込みで、私の勝手な危惧ですといえばいい。
個人の感想ならそういうこととして処理されるだけのことだ。
YOUTUBEででも語っていればよい。

裸の王様も大概にした方がいい。

ベニクラゲは死ない

ベニクラゲは死ない。
成熟して死ぬ段階で、ポリプと呼ばれる幼生の状態に戻ることで若返る。

つまり、何度も何度も幼児に戻ることで事実上死ぬことはない。
クラゲは約5億年前のカンブリア紀からいるとされるているので、約5億歳のベニクラゲも中にはいるということだ。

5億年もこの世界をみてきたベニクラゲには今の世界はどう見えるのか。

ロボットは東大に入れる

「ロボットは東大に入れるか」という問いかけは2014年で、当時はいまほどAIが発達していなかった。
さすがに文章題の多い東大は無理かと、人間として安心していたのに今年2025年、東大理科三類の最低合格点をAIがとった。

上記の本の著者、新井紀子さんは訂正して再度改訂版「ロボットは東大に入れるよ」をだしてほしい。
東ロボくんは東大には入れなかった、AIの限界、とあれだけAIを馬鹿にしていたのにそれはない。
人間がAIに勝つためには「読解力」を磨くしかない、つまり読解力は人間の方が上だといってAIを散々蔑んでいた。

が、文章題、読解力がないと解けない東大理3にはいれてしまった。

今後さらに磨きがかかって、センサーとAIが連動していくと、体感までAI化されるのでますます大半の人間よりAIの方が正しいし、AIの方がよい、ということになりかねない。

しかしながら、AIは質問には完璧に答えられるものの、その答えに応じたものをちゃんとつくることができないらしい。
これを「ポチョムキン理解」という。

そうなると東大理3にははいれるが、自分の主張をまとめた卒論をちゃんと書けないということなので、卒業はできないということか。

新井紀子さんはそのあたり専門的に理解されているはずなので、改訂版「ロボットは東大に入れるよ - でも、卒論は書けないので卒業できないよ -」という改訂版を緊急出版してほしい。

迷うと走らない

迷うと判断が鈍り、思考は停止する。
迷わせることでいろんなものにブレーキがかかり、制御することができる。

1970年大阪万博の際、いち早く体験したいという思いで、会場を走る人がたくさんいた。
当然、転んだり、衝突事故がおこったりして、ちょっとした問題になる。
さて、運営側は人々を走らせないために何をしたか。

1)警備員を増やす
2)ゲートを広くする
3)入場制限をする

いずれも違う。
答えは入場待ちの人たちに小さな会場の案内図を配る、だった。
走りながらでは案内図は読めない。

新聞くらい大きくてもいいかもしれない。
広げてみるので、非常に動きにくい。
いまだとスマホアプリを会場でダウンロードしてもらうなどの手もある。

動くと加速度センサーが働いて文字がぼけるとか、にじんでくるとか、バラバラにくずれるとか。
そっと歩かないと読めない、みたいにする。

UIに反するつくりをするというのは時にはいのちを守るという意味での大事なUIになる。

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