duckman – JUiCANDSEA

黒茶碗の演出

千利休は侘茶の極致として黒楽茶碗を好んだという。
薄暗い中で黒楽茶碗だとまるで手のひらでお茶を飲んでいるようにみえるという粋なトリックだ。
一方秀吉は黒茶碗を嫌ったので両者の対立は深まったのだという。
しかしながら茶室の経緯をみるとほんとうに嫌ったのかは甚だ疑問である。
ただ対立の象徴として黒茶碗を映画などで演出するというのには使えそうなわかりやすいエピソードである。

利き顔

ある出会い系アプリでは同じ人でも右向きの男性はお気に入りに登録されやすいという。
人には自分の利き顔のようなものがあるようで、筋肉が発達して表情がよく動くほうの顔を指す。
簡単にいうと笑った時に口角が上がっている方だ。
男に限ってだと利き顔が右であればなおよしということか。
ドラマや映画をみるときにその俳優の利き顔がちゃんと生かされて撮影されているか、そういうところをみると監督のきめの細かさ、作品への執念がわかる。
ちょいちょいポスターやグラビアで利き顔を間違えて撮影している作品があるが、
そういうカメラマンやディレクターのその場のノリや根拠のあやふやな勘でやっていく時代ではもうないのははやめに理解すべきだ。
効果測定できる時代にはもう通用しないということだ。

希林のコトダマ

女優、樹木希林が愛読した100冊を紹介している。
彼女の思考のもとになるいろんな要素が確認できる。
文化の断片はこんなことろにあったりする。

鞄の中身

鞄の中身というタイトルの動画を見るのが好きだ。
その人となりの考え方やセンス、ちょっとした生活のヒントが垣間見れたりするから。
グッズは考えた人の知恵のエッセンスなので、グッズを使用し、観察するのも好きだ。
そのグッズをしりキッカケがこういう鞄の中身動画にあったりするからとてもありがたい。

いいもの見つけた

高峰秀子さんの「いいもの見つけた」というエッセイはとてもおもしろい。
かつ非常に文章がうまい。
簡単にいうと身の回りのものを逸話とともに紹介している随筆である。
文章が簡潔で、スッと頭にはいってくる。
ものにまつわるエピソードでは彼女の人柄もうかがえて秀逸である。
日々の暮らしはこういうところのおもしろみにある。

インスタント水素吸入カップ

名古屋のクリニックからいただいた、使い捨てインスタント水素吸入カップを使用している。
内包されている水を紙カップの中の発生袋にかけるとすぐに熱くなり水素が発生する。
4秒吸って8秒はく。
自律神経をととのえるには深呼吸と水素吸入は非常に効果があるようだ。
まだ販売されていないようなので市販されたら日常的に利用したい。

パンケーキ炎上解決策

テレビ番組「ジョブチューン」の件で、料理人が失礼なことをいったということで炎上している。
ロイホのパンケーキが不合格になったということに対して視聴者がおこっているということではないとおもう。
与件として500円ほどのホットケーキに対して数千円の基準で不合格としていることに視聴者が腹を立てていると見るのが普通の見解ではないのか。判定の方法が間違っているということだ。
これは品質検査の考え方としても間違っているし、その間違った審査に参加して、大人の事情で審査しているならば審査員は断り書きをいれなけばならない。参加している時点で企画に賛同している、つまり審査した料理人は共犯ということになる。

もしその不合格判定を貫くならば合格とするパンケーキをおなじ原価でつくってみて、これにならないですかといわなければならない。
不公平や不正に対して炎上するというのは至極当然で別におかしいことではない。
正常に世論が機能しているということだ。
炎上しないとすれば世間が不公平や不正に関してまったく無関心であるということで、この方が危険な世の中ではないのか。
川島なお美さんの夫は売値500円ホットケーキをお店でだしてみれば料理人の技術のみせどころといえ、賞賛されるだろう。
いや、個人の店なら純利益を考えて、もっと安い300円なりで提供するということで炎上はおさまるとおもうがどうだろう、言い訳はいいのでプロならばぜひ作品で証明してほしい。

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