日本には企業が、大企業、中小企業、個人事業主を合わせて386万社あるといわれている。
1億3千万の人が368万のチームに別れているということだ。
「法人」に該当するものが178万で、中小企業は約336.5万社 (全体の99.7%)、大企業は約1.3万社 (全体の0.3%)だそうだ。
企業のほとんどが中小・零細企業になる。
日本はよく中小企業が多い国で、効率がよくないようにいわれるが、統計でみると事実ではない。
2017年の人口100万人当たりの中小企業数を表したグラフを見るとOECD33か国中31番目の水準で、むしろ中小零細企業はすくなく、決して非効率な国にははいっていない。
ちなみに一番中小企業が多いのはチェコで2位がスロバキア、3位がポルトガルである。
最新のデータは確認できていないが、これが大きく変わるとはおもえない。
ファクトで考えないと間違った先入観で構想をたててしまうので注意が必要だ。
景気がうまくいっていないのは非効率ではなく、別の所にあると考えた方がいいようにおもう。