色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年|読書の記録 00040

Reading Time: 1 minute『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹 著 文藝春秋 ¥1,296

高校時代の仲良し五人組の名前が、多崎つくる、赤松慶、青海悦夫、白根柚木、黒埜恵里です。主人公の多崎だけが色に関係していませんが、その他の4人は全部いわゆる日本の色、です。
日本の色とは最後に『い』がつく色です。
赤い、青い、白い、黒い、です。
これはカラーマーケティングの世界では販売色といわれています。売るために検討すべき基本色という意味です。
日本の歴史の途中から(平安時代あたり)茶色や黄色がはいってきたそうですが、村上春樹さんはその日本の基本色を意識されているのでしょうか。
ちなみに黒が日本ではメインになります。黒=陰です。陰翳礼讃です。
私は赤川ですので日本の販売色といわれる色彩をもっています。