子供考

Reading Time: 1 minute振り返るとこども向けのコンテンツ開発にずいぶん携わってきたことに気づきました。
その多くは科学館、博物館用で、子供のユーザーをかなり意識してつくります。
子供の動きはこうなっていて、子供の理解の範囲はこのあたりかな、などなど。

さて、ヨーロッパでは中世ごろまでは子供という概念はなく、
小さい人という捉えかただったそうです。
子供は保護の対象ではなかったのでしょう。
ですから結構小さい時から普通に労働をしています。
小さいだけで同じ、人 として扱われていたということです。

小さいだけで同じ、人 として子供をほんとうに捉えて問題はないのか。
子供の動きを観察しているとどうもそうは思えません。
たとえば大人だと壁に向かって手などの操作をすると反応するというコンテンツにしても子供は壁を直にさわったり体を引っつけたりします。これは大人では見られない行動のひとつです。子供特有の走り回るという行動、これもおとなはしません。

大人は考えて、世間を見て、世間から見て世間体のもと行動するのとそうじゃない子供、この違いで見た場合、走り回るか回らないかの行動は世間が見ているというリミッターがあって大人はしないと説明できますが、壁を直にさわるという行為が世間からみたハシタナイというリミッターでは説明しくくなります。壁になにかがあると感じて即行動にでるのか、壁にしかけと考えずに天井あたりにあるカメラをみてあれがしかけとすぐに察するのか、そのあたりはインタビューをしていないのでわかりませんが、好奇心そのままに行動を大人はしないと考えれば説明がつくのでしょうか。おいおい考えていきたいテーマです。