勝者の指標、鉄の投入量

Reading Time: 1 minute最近、経営実務や分析の世界でKPIが話題になっています。KPIとは重要業績評価指標のことで、どういうものさしをもって評価するかということです。
指標をもたずにやみくもにがんばるのではなく、指標を設けて定量化し、比較検討し、その上で施策をだそうということです。
これは今に始まったことでなはく優れた戦略家は以前からしてきたことです。

かつて日本陸軍の参謀で戦略家の堀 栄三は『大本営参謀の情報戦記』で当時の戦闘の趨勢をはかる指標は鉄量であると記しています。
戦争に勝つのは戦場に投入される鉄量が多い方だということです。
この発見で日本軍はどうしたか。

日本は鉄量戦では勝てないので、鉄量に影響されない戦闘法に切り替えたのです。
これをビジネスの世界で考えると、ビジネス弱者はいまある勝者の指標を明確にして、勝者の指標そのものを無効化する戦略をたてる、違う指標で戦うということになります。
そういう目でみていくとなかなかおもしろい現象を最近特にあちらこちらで見ることができます。
ここでそれを明記するのは戦略的に正しいとは言い難いのでふわふわさせて切り上げたいとおもいます。